グループホームなどはケアマネージャーの新たな職場
ケアマネージャーの新しい職場として、グループホームや有料老人ホーム、ケアハウスなどがあります。これらの施設は2004年4月からケアマネージャーを配置する事が義務付けられたため、これらの施設での求人数が大きく増加しました。
グループホームとは認知症の高齢者5〜9人が1つのユニットを構成して、家庭的な環境のもとで介護や日常生活の世話、機能訓練などを受けながら共同生活を行う施設です。グループホームで提供される介護保険サービスは、正式には痴呆対応型共同生活介護といいます。
有料老人ホームとは老人福祉法に基づいて常時10人以上の老人を入所させ、日常生活上必要なサービスを提供する施設をいいます。ケアハウスとは老人福祉法に基づく軽費老人ホームのひとつで、60歳以上で独立して生活するのに不安があり、家族の援助を受けるのが困難な高齢者を対象とした居住施設です。有料老人ホームよりも定額で利用できる事がメリットになっています。
介護保険の認定を受けた有料老人ホームとケアハウスで提供されるサービスは特定施設入所者生活介護といい、介護施設と似たサービス形態になっていますが、居宅サービスと同じ位置づけになっています。そこで働くケアマネージャーの仕事内容は、基本的には介護保険施設と同様となっています。
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