 講座受講には国から補助が受けられる
 ケアマネージャー試験合格のために資格スクールに通学したり、通信講座を受講したりすると、受講料や教材費などかなりの費用がかかってしまいます。そのような負担を軽減する方法として、教育訓練給付制度を利用があげられます。この制度は資格取得などで能力開発を図ろうとする人を対象にしたもので、雇用保険の被保険者期間が通算で①５年以上の人（離職した人でも可）が厚生労働大臣指定の教育訓練講座を受講し修了すると教育訓練費の４０％（上限２０万円）、②３年以上５年未満の人は２０％（上限１０万円）相当額の給付が受けられるものです。
この厚生労働大臣指定の教育訓練講座は中央職業能力開発協会のホームページで、分野・学校名・キーワードから検索する事ができます。指定講座は１万以上あり、講座に申し込む時は費用を一旦全額支払い、修了した時に住所地のハローワークに申請して給付が受けられます。この給付は単に講座を受講しただけでは受けられず、所定の回数以上の課題を提出する事と、修了試験で所定の点数を取ることが必要になります。講座を受講する前に、自分が雇用保険期間を満たしているかを確認しておくようにしましょう。また、講座を途中でやめてしまっても給付は受けられないので、途中で放棄しないようにしましょう。
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働きながらの学習が必要になる