厚生労働省の通知に基づいて出題される
ケアマネージャーの試験問題は、厚生労働省が通知する「介護支援専門員養成研修事業の実施について」の別添「介護支援専門員実務研修受講試験の試験問題出題範囲及び解答免除の範囲」に基づいて作成された60問が出題されます。
試験問題の内容は大きく分けて@介護支援分野、A保健医療サービスの知識等、B福祉サービスの知識等の3つになっており、それぞれ25問、20問、15問が出題されます。出題範囲は以下のように8つの大きな区分に分かれており、その下に1〜12の大項目、さらにその下に中項目、小項目と詳細に出題項目が明示されています。
1. 基本視点
2. 介護保険制度論
3. 要介護・要支援認定特論
4. 介護支援サービス(ケアマネジメント)機能論
5. 高齢者支援展開論(高齢者介護総論)
6. 高齢者支援展開論(居宅サービス事業各論)
7. 高齢者支援展開論(介護保険施設各論)
8. 高齢者支援展開論(社会資源活用論)
出題内容は長寿社会開発センターが発行する「改訂介護支援専門員基本テキスト」の内容に準じていますが、基本テキストの構成は出題範囲とは異なった順番で編集されています。
@ 介護支援分野
介護保険の成り立ちや理念、社会保険としての仕組みを理解し、介護支援専門員(ケアマネージャー)の位置づけ、機能、具体的な業務を把握します。
A 保健医療サービスの知識等
高齢期における身体的、精神的特徴やバイタルサイン、疾病と症状、障害の理解、感染症の予防、医療器具など医療や看護に関わる知識と、食事、排泄、口腔ケアなど介護技術の知識を身につけます。
B 福祉サービスの知識等
介護保険制度の居宅サービスと施設サービスの種類や内容、高齢者支援展開のためのケアマネジメントの方法論、介護保険以外の公的サービスや社会資源の活用方法などを学びます。
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