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○ 第1回インタビュー 「施設と地域のケアマネージャーの連携がこれからの課題」
               ケアマネ歴6年 K.Aさん 介護老人保健施設勤務

≫ どのような仕事をしているのですか?

 私が勤めているのは介護老人保健施設なので、在宅から移ってくる方の入所相談をしたり施設でのケアプランを作成したりしています。在宅から移ってくる方は在宅での介護に何らかの問題を抱えているので、まずはその人はどういう問題を抱えていて、それをどのように解決していくかを考えます。
 ですから、入所前には必ず利用者本人や家族に会うようにし、もし来られないようであれば訪問して話を聞くようにしています。また、ケアプランの作成はその人の在宅での生活を想定して行っていきます。どのような条件が整えば在宅に戻れるかという点も考えます。本人ができる事を増やしていくだけでなく、家族の介護能力を高めていったり、環境を整備していく事もケアプランを作成する上で大切な事の1つだと考えています。


≫ 施設と在宅でのケアマネジメントの違いはどのような事がありますか?

 在宅での介護サービスは使えるサービスを組み合わせていく、いわゆるサービスのパッケージが中心になりますが、施設では専門スタッフも設備も整っているために在宅よりもより具体的にケアプランを作成する事ができます。専門職同士の連携がとりやすいのがメリットの1つでしょうか。
 うちの施設では朝にケアカンファレンスを行っており、参加するのは看護師や介護福祉士、理学療法士、作業療法士、相談員などです。そこではケアプランに基づいて、入所者のケア目標や解決すべき課題、ケア項目などを報告し、各職種がそれぞれの専門領域について必要に応じてコメントをしていきます。


≫ 今後のケアマネジメントの課題は?
 施設内での連携は取れていますが、施設と地域のケアマネージャーやサービス提供事業者との連携は取れていないのが現状です。施設での利用者が在宅に戻る際には、地域のケアマネージャーや家族、施設スタッフとともにケアカンファレンスを行っていく事も必要であると考えています。在宅でサービス提供者会議を実施するのは大変なので、施設のスタッフと地域のケアマネージャーの橋渡しや情報交換を行うのがこれからの施設のケアマネージャーの役割だと考えています。


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