○ 第2回インタビュー 「それぞれの専門分野を生かしていく事が大切」
ケアマネ歴5年 Y.Sさん 特別養護老人ホーム勤務
≫ ケアマネージャーになられた動機は?
私はもともと栄養士として働いていたのですが、老人介護に関わるうちに栄養面の知識だけでは不足している事を感じるようになりました。食事だけでなく全体的にとらえる事が必要と考え、介護全体に知識がおよぶケアマネージャーの資格を取ろうと思いました。栄養士の仕事はどうしても利用者の方と接する機会が少なく裏方的な事が多かったのですが、ケアマネージャーになってからは利用者やその家族と接する機会も増えて、介護サービス全体に関われるようになりました。この事はケアマネージャーになって本当によかったと思っています。
≫ケアマネージャーとしてどのような仕事をしていますか?
私は施設で勤務しているので、看護師や相談員などのスタッフとケアカンファレンスを行う際にコーディネートの役割を果たしています。介護保険の給付管理は事務スタッフが行っています。ただ、ケアマネージャーの仕事だけではなく管理栄養士としての仕事もしており、半々といったところです。
ケアマネージャーは医療・福祉分野のさまざまな職種の出身者がいて、それぞれが自分の専門分野を活かして仕事をしています。ケアマネージャーとしての知識も大切ですが、現場では元々の専門分野の知識が色んな場面で大切だなと実感します。そして職種間での連携が最も大切であると思います。これからケアマネージャーの資格を取ろうと思っている人は、ぜひそれまでの実務経験を大切にして今後に活かしていってほしいですね。
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