ケアカンファレンスでケアプランの検討を行う
ケアプランの原案が出来上がったら、ケアマネージャーはサービス事業者を招集してケアカンファレンス(サービス担当者会議)を開催します。これはケアプランの原案に盛り込まれたサービス内容などについて検討をするもので、基本的にはサービスの利用者やその家族の出席を求めて意見や希望を出してもらい、必要があればケアプランの修正を行います。
このようにして作られたケアプランの内容(サービス内容、時間、料金など)を利用者に十分説明し、文書による同意を得てからサービスが開始されます。また、サービスの開始には事業者への利用申込や契約手続きも必要になるので、可能な限り支援をするようにします。
サービス開始後の大切なモニタリング
ケアプランが完成しサービスが開始された後も、ケアマネージャーは提供されているサービスの内容や量、満足度などについて評価を行う必要があります。これをモニタリングといいます。モニタリングを行う事によって、利用者との面談時にはわからなかった新たな課題やニーズが明らかになり、その結果によっては再課題分析を行ってケアプランを変更する事もあります。
ケアマネージャーは少なくとも月に1回は利用者宅を訪問して面接し、3ヶ月に1度はモニタリング結果の記録を残さなければならない事になっています。
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