介護施設での施設サービス計画の作成
一般的に介護保険施設には、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設の3種類があります。これらの施設には入所者100人当たり1人のケアマネージャーの配置が義務付けられています。施設では介護サービスをするわけですから、当然のことながらケアプラン(施設サービス計画)の作成が必要であり、施設に所属するケアマネージャーの大きな仕事となります。
ケアプランの作成やモニタリングなどの手順は、居宅サービスの場合とほとんど変わりありません。これ以外に介護施設で働くケアマネージャーの仕事には、要介護認定の認定調査、入所前相談、退所時の準備などがあります。
介護施設での仕事の場合は同じ施設内にそれぞれの専門職が在籍しているため、居宅サービスの場合と違って介護チームとして働きやすいという特徴があります。また、介護施設では給付管理業務は事務職が行うなどのように仕事を分担して行えるというメリットもあります。
施設サービスの介護報酬は、入所者の要介護度と施設の種類、職員数の比率などによって決まるので、介護報酬の計算や請求は居宅サービスに比べると容易になります。介護保険から支払われるのは、サービス利用費の9割と提供された食事の標準額から利用者負担額を差し引いた額の合計となります。
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