合格率は30%前後で推移している
ケアマネージャーの試験は平成10年に第1回が行われ、その後平成16年度までの第7回までで約90万人以上が受験しました。第1回目の合格率は44%でしたが、年々合格が難しくなり最近の合格率は30%程度で推移しています。
合格者の職業種別としては看護師・准看護師が最も多く、全体の3分の1を占めています。ついで介護福祉士が約23%、相談援助業務・介護等業務従事者が約10%となっています。
試験の正解率が何割で合格できるかなどの合格基準は公表されていませんが、「介護支援分野」「保健医療福祉サービス分野」のそれぞれで8割程度の正解率が必要と考えられています。従って、ほとんどの受験生は両分野の出題範囲を広く学習しておく必要があります。
◇ 職種別合格者数(第1回〜第7回合計)
職種 |
人数(人) |
構成比率(%) |
医師 |
14423 |
4.2 |
歯科医師 |
3136 |
0.9 |
薬剤師 |
17002 |
5.0 |
保健師 |
21104 |
6.2 |
助産師 |
1460 |
0.4 |
看護師・准看護師 |
125296 |
36.7 |
理学療法士 |
7000 |
2.0 |
作業療法士 |
3894 |
1.1 |
視能訓練士 |
127 |
0.0 |
義肢装具士 |
79 |
0.0 |
歯科衛生士 |
7416 |
2.2 |
言語聴覚士 |
403 |
0.1 |
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師 |
4655 |
1.4 |
柔道整復師 |
2371 |
0.7 |
栄養士(管理栄養士含む) |
7691 |
2.3 |
社会福祉士 |
11212 |
3.3 |
介護福祉士 |
77565 |
22.7 |
精神保健福祉士 |
1309 |
0.4 |
相談援助業務・介護等業務従事者 |
35528 |
10.4 |
合計 |
341671 |
100.0 |
2004年 厚生労働省「第7回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」より
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